真夜中、都会のエアポケットに吸い寄せられるように集まってくる人々。
朽ち果てた電話ボックスから死者の声が聞こえてくる。
アバターの世界を描いた『心のかけら』で劇作の新境地を開いた友澤晃一が
シアタートップス用に書き下ろした二つの新作。
[sideA 〜identity〜]
AIと人間の分岐点、そして神の領域がコミカルでヒューマンに描かれ、
人間のアイデンティティーが炙り出される問題作。
[sideB 〜existence〜]
人間の意識と肉体の存在理由、人間と世界の関係を今という時代に問う
コミカルでハートウォーミングな愛の物語。
小劇場では見たこともないような不思議な人間愛のストーリーです。