【C】阿野一人

阿野一人

 
C：『サヨナラの踏切』
 

 
私が「忘れること」について一番悩んだのは、
認知症のおばあちゃんに忘れられてしまったときでした。

そんな感じで記憶と忘却ってすごく難解で重い問題なんですが、
この作品はラブとサスペンスがいっぱいのエンターテイメントになっていて、
脚本の中村さん天才だなと思います。

他にも語りたい想いは沢山沢山あるのですが、
何を語ってもネタバレになってしまいそうでこれ以上は何も言えません！

ただ、
この不思議で優しい作品の一部として舞台に立てることに感謝です。
 

 
大好きだった映画のあらすじが思い出せない、
恋人が語るデートの思い出が自分の記憶と食い違う、
など、
記憶の不確かさ、
怖さみたいなものを体験したことがある方なら絶対楽しめる作品です！

ホントにネタバレ怖いので見所など詳しくご紹介できないのがつらいのですが、
終わった後にたくさん話せるのを楽しみにしています。

劇場でお待ちしております。
 

 
阿野一人　hitori Ano
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